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グリゴーロ君のミッション [Vittorio Grigolo]

ArteTVのサイトに載っていた仏語のインタビューですが、フォーラムのメンバーの方に翻訳して頂きました(仏語→英語→日本語訳なので、不正確ですので、あしからず)。こうして訳を読むと、普段からグリゴーロ君が言っている事だと更に納得。いつもながらにオペラに対する愛が感じられます。チューリッヒ歌劇場と、スイスのテレビ局、鉄道がタイアップして実現したこの『椿姫』のような企画が今後も有る事も希望しますが、それと同時に、再三書いている事ですが、レコード会社さん、是非、グリゴーロ君が出演した公演をDVD化して下さい

パフォーマンスについて:凄いよ! 観客の皆さんは素晴らしかった!. 特別だと思う。これはしなければならなかったんだ。自分の手を火の中に入れるようなものだったけれど。

ポップスの活動について:若い人に興味を持ってもらう為だ。山がマホメットのところに来ないなら、マホメットが山へいくしかない。歌劇場を飛び出して、オペラが与えてくれる感動をこの人達に伝え、共有したい。 彼らを別の時空へと誘い、人生を共有するんだ。普通の歌劇場の舞台では、いつもこのような感動を与えられるとは限らない。でも歌には可能だから、それを共存したかった。人生(命?)を共有するのは素晴らしい。人生(命)って、ポケットの中のダイヤモンドのようなものだ。だから皆に見せなくては。

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と言う訳で、トラヴィアータじゃありませんが、昨日の続きで、グリゴーロ君の歌声をどうぞ!


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コメント 2

keyaki

なるほど、ありがとうございます。
主催者もスタッフも歌手もどうなるのか全く予想ができないことを見事にやってのけたんですから。
特に歌手が全面的にリスクを背負うことになるこの企画、グリゴーロ君は普段から言っていることを実現できるということで大いにはりきってやったと思います。しかし、エヴァ・メイは、どうやって説得されたんでしょうね。ペレイア氏は、そういうのがとてもうまいそうです。
いつも彼が言っているように、まわりを取り囲んだ観客たちのエネルギーをもらったからこその成功だったということなんですね。
本当に、いい時期に彼の存在を知ることができてラッキーでした。ネットを通してですけど、この素晴しい演奏を共有することができたんですから。
by keyaki (2008-10-14 21:34) 

babyfairy

トラックバックどうもありがとうございます。
我が意を得たりで、意気揚々と出演したグリゴーロ君に対し、エヴァ・メイはまさに、『清水の舞台から飛び降り』ての出演でしたよね。特に、タイトルロールだし、これがダメとなると、キャリアに汚点を残しかねませんし・・・。もちろんペレイア氏の辣腕あっての事でしょうが、元々好きなソプラノだったとはいえ、今回のパフォーマンスで一層好きになりました。

でも、何よりもポペラで成功して、もう既に一財産築いてしまったグリゴーロ君。おっしゃる通り、『生計を建てる為に歌わなくても良い』と言う立場は強いと思います。

私もkeyakiさんがブログを作って下さる前は、単なるポペラ歌手だと思っていたので、こんな素晴らしい歌手を紹介して下さって、どうもありがとうございます。

by babyfairy (2008-10-15 07:20) 

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